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アブロ 504 : ミニ英和和英辞書
アブロ 504
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


アブロ 504 : ウィキペディア日本語版
アブロ 504

アブロ 504 (Avro 504) は、第一次世界大戦においてイギリス海軍航空隊空軍で使用されたアブロ製の単発複葉機である。
== 概要 ==
アブロ 504の原型は民間航空や練習機として開発されたアブロ 500である。
504は1913年7月にグノーム(→ノーム・ローン)モノスパブ80馬力を装備して初飛行した。同年11月には制式採用となり、イギリス陸軍航空隊海軍航空隊が購入し、大戦勃発によりフランスに派遣された。11月21日には海軍航空隊所属の3機がベルフォールからコンスタンツ湖畔のフリードリヒスハーフェンにあるツェッペリン飛行船の基地攻撃に出撃した。作戦は成功し水素ガス工場が爆発炎上した。
前線の航空機としては直ぐに旧式化したが練習機としてJ型が生産され、最多量産機のK型はエンジンを換装され、1918年末までに8000機が生産された。1917年冬には旧式化したB.E.2cに替わりJ型、K型が空軍の本土防空部隊に配備された。この機体は単座型にし、プロペラ圏外の上翼上にルイス機関銃を装備しており、100馬力のグノームか110馬力のル・ローンエンジンに換装されている。274機のK型、J型が改造され1918年に8つの本土防空部隊に配備され、終戦時には226機が残存していた。
終戦後主力練習機として運用されていたが後に約300機が民間に払い下げられ、1930年代まで見ることができた。
1925年にはエンジンをブリストル ルシファー又はアームストロング・シドレー リンクスに換装した504Nが592機製造され、イギリス空軍で504Kに替わって使用された。ベルギーブラジルチリデンマークギリシャタイ南アフリカに輸出され、ベルギー、デンマーク、カナダではライセンス生産が行われた。イギリス空軍所属機は1933年アブロ チューターに置き換えられている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アブロ 504」の詳細全文を読む




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